クリスマス・キャロル (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
並はずれた守銭奴で知られるスクルージは、クリスマス・イヴにかつての盟友で亡きマーリーの亡霊と対面する。マーリーの予言通りに3人の精霊に導かれて、自らの辛い過去と対面し、クリスマスを祝う、貧しく心清らかな人々の姿を見せられる。そして最後に自分の未来を知ることに。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ディケンズ,チャールズ
1812‐1870。イギリスの作家。親が借金を抱え、ロンドンのスラム街で少年時代を過ごす。法律事務所の使い走り、速記者などをしながら大英博物館に通って勉強し、新聞記者になる。ジャーナリストの目で社会を凝視した作品は大衆に歓迎された
池 央耿
1940年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カポーティ短篇集 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
妻をなくした中年男の一日を、一抹の悲哀を込め、ややユーモラスに描いた本邦初訳の「楽園への小道」をはじめ12編を収める。各ジャンルの中から作家の資質がもっともよく現れている作品を選んだ、1冊でカポーティの魅力を満喫できる本。
キャッチャー・イン・ザ・ライ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
J.D.サリンジャーの不朽の青春文学『ライ麦畑でつかまえて』が、村上春樹の新しい訳を得て、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』として生まれ変わりました。ホールデン・コールフィールドが永遠に16歳でありつづけるのと同じように、この小説はあなたの中に、いつまでも留まることでしょう。雪が降るように、風がそよぐように、川が流れるように、ホールデン・コールフィールドは魂のひとつのありかとなって、時代を超え、世代を超え、この世界に存在しているのです。さあ、ホールデンの声に(もう一度)耳を澄ませてください。
内容(「MARC」データベースより)
さあ、ホールデンの声に耳を澄ましてください…。村上春樹訳、新時代の「ライ麦畑でつかまえて」ペーパーバック版。ホールデンが永遠に16歳でありつづけるのと同じように、読者の中にいつまでも留まる物語。
指輪物語 (10) 新版 追補編 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
壮大な『指輪物語』の世界を、より深く知り、より広く楽しむためにー。本編では描かれなかった事実や、指輪の仲間たちのその後、アラゴルンの先祖たちの物語、『指輪物語』以前の歴史に関する記述、その年表などを収録。巻末に〈固有名詞便覧〉を掲載。
内容(「MARC」データベースより)
壮大な「指輪物語」をより一層楽しむために-。アラゴルンの先祖や、指輪の仲間のその後がわかる。巻末に詳細な索引付き。「指輪物語」の、なお深い物語の広がりが堪能できる。
フラニーとゾーイー (文庫)
Amazon.co.jp
『Franny and Zooey』(邦題『フラニーとゾーイー』)は、それぞれ別に発表された「Franny」(1955年)と「Zooey」(1957年)を1つにまとめた作品である。名門女子大で演劇や詩を学ぶグラース家の末娘フラニーは、過剰な自意識にさいなまれ、エゴの蔓延する世の中に吐き気をもよおし、デートの最中に失神する。心身のバランスをくずした彼女は、「ひたすら祈れば悟りが開ける」と説く「巡礼の道」という本に救いを見出そうと、自宅のソファーの上で子どものように丸くなって祈りの生活に入る。当然、家族にしてみれば、睡眠も食事もろくにとらない彼女が心配でたまらない。兄ゾーイーの懸命の説得もむなしく、フラニーの心はかたく閉ざされたまま。あげくの果てには、亡くなった長兄シーモアと話がしたいと言いだす始末。 そんな妹のために、兄の啓示を受けるべく、ゾーイーは久しぶりに兄の部屋に足を運ぶ。戻ってきた彼は理路整然とフラニーの過ちを指摘していく。「目の前で行われている宗教的な行為(母親はなんとかチキンスープを食べさせようとしている)に気づきもしない人間が、信仰の旅に出て何の意味があるのか」など、ゾーイーの口を借りて伝えられるシーモアの言葉にフラニーは…。 服装や言動の緻密な描写が暗示する登場人物たちの内面、すれ違っていく男女の心、フラニーが神経衰弱に陥っていくまでの心の動き、妹を救うためのゾーイーの奮闘、そして、死してなお絶大な影響力を持つシーモアの思想など、読みどころの多い作品。(小川朋子)
--このテキストは、
マスマーケット
版に関連付けられています。
Book Description
The author writes: Franny came out in The New Yorker
Carver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
村上春樹が心をこめて贈る、12の「パーソナル・ベスト」。レイモンド・カーヴァーの全作品の中から、偏愛する短篇、詩、エッセイを新たに訳し直した「村上版ベスト・セレクション」に、各作品解説、カーヴァー研究家による序文・年譜を付す。
高慢と偏見 上 ちくま文庫 お 42-1 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
元気はつらつとした知性をもつエリザベス・ベネットは、大地主で美男子で頭脳抜群のダーシーと知り合うが、その高慢な態度に反感を抱き、やがて美貌の将校ウィッカムに惹かれ、ダーシーへの中傷を信じてしまう。ところが…。ベネット夫人やコリンズ牧師など永遠の喜劇的人物も登場して読者を大いに笑わせ、スリリングな展開で深い感動をよぶ英国恋愛小説の名作。オースティン文学の魅力を満喫できる明快な新訳でおくる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
オースティン,ジェイン
1775‐1817。イギリスの小説家。おもに結婚話を題材とした、平凡な日常生活のドラマを皮肉とユーモアをもって描き、完璧な芸術へ高めたと言われる
中野 康司
1946年神奈川県生まれ。青山学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
7ワンダーズ 上巻 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
かつてギザの大ピラミッドの頂部に燦然と輝いていたという黄金のキャップストーン。だがそれは、遠い昔に七つのピースに分割され、二度と一つになることのないように、古代世界の七不思議と呼ばれる伝説の巨大建造物のなかに隠されたのだという。それら七つのピースを一カ所に集め、ある太陽現象の起こる日に秘密の儀式をおこなったものは、一千年のあいだ世界を支配する力を得ることができると言い伝えられているのだ。そして今、世界を支配下に置こうともくろんで、バチカンを中心にしたヨーロッパ連合とアメリカ合衆国という二大勢力が、ピース探索に乗り出した。一方、二大勢力の動きを察知したオーストラリア、アイルランド、アラブ首長国連邦など七つの小国家は大国の横暴許すまじとの思いで連合し、その野望を打ち砕くために九人の戦士を選び出した。彼らは、大国に先んじてピースを手に入れ、世界に平和と安寧をもたらさんと立ち上がったのだが…。古代世界の七不思議に材をとり、世界の支配をもくろむ者たちと、それを阻止せんと挑む者たちとの凄絶な闘いを描くアクション・サスペンス。
内容(「MARC」データベースより)
伝説の巨大建造物のなかに隠された黄金のキャップストーンのピース。それを手に入れたものは、千年の間、世界を支配する力を得るという。世界支配をもくろむ者たちと、それを阻止せんと挑む者たちとの凄絶な闘いがはじまった。
すばらしい新世界 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
人工授精やフリーセックスによる家庭の否定、条件反射的教育で管理される階級社会――かくてバラ色の陶酔に包まれ、とどまるところを知らぬ機械文明の発達が行きついた“すばらしい世界”!人間が自らの尊厳を見失うその恐るべき逆ユートピアの姿を、諧謔と皮肉の文体でリアルに描いた文明論的SF小説。
炎と花〈下〉 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
悲運な一夜が招くのは永遠の愛、それとも…?
ブランドン・バーミンガムに連れられて新天地アメリカへ渡ったヘザーは、バーミンガム家が富裕な一族だということをはじめて知り、唖然とした。魅力的な性格と容姿で、ブランドンの弟や使用人たちに気に入られた彼女は、いつの日かブランドンの妻として認められることを願いつつ、出産に備える。ブランドンがひそかに彼女を愛しはじめているとは知る由もなかった。また、彼女の知らないことがもうひとつあった。それは、ロンドンに封じ込めてきたはずの恐ろしい過去がよみがえろうとしていることだった……。
内容(「BOOK」データベースより)
ブランドン・バーミンガムに連れられて新天地アメリカへ渡ったヘザーは、バーミンガム家が富裕な一族だということをはじめて知り、唖然とした。魅力的な性格と容姿で、ブランドンの弟や使用人たちに気に入られた彼女は、いつの日かブランドンに妻として認められることを願いつつ、出産に備える。ブランドンがひそかに彼女を愛しはじめているとは知る由もなかった。また、彼女の知らないことがもうひとつあった。それは、ロンドンに封じ込めてきたはずの恐ろしい過去がよみがえろうとしていることだった…。